タイに留学してみた!~学業編~
皆さんは、留学と聞いて何を思い浮かべますか?多くの方は、留学と聞くと英語圏の国に英語を勉強しに行くことを思い浮かべるのではないでしょうか?
今回は、タイのタマサート大学に1年間交換留学したパーソネルコンサルタントのインターン生の私が、まだまだマイナーなタイ留学の大学での勉強について紹介します。
タマサート大学とは?
タマサート大学はタイで2番目に古い国立大学です。特に、政治・法律の分野で名高く、多くの著名人を輩出しています。また、教養学部に日本語学科もあります。留学生が参加できるインターナショナルプログラム(授業を全て英語で行う学部)が充実しており、留学生の受け入れにも積極的です。キャンパスは主に、タープラチャンキャンパス(バンコクの王宮エリアに隣接)とランシットキャンパス(バンコクから北に1時間あたりに位置)の2つがあります。
タイの大学の授業は主に朝の授業と午後の授業の2つに分かれており、1コマ3時間あります。朝は9時半から始まり、午後の授業は4時半に終わります。1コマ3時間とは言っても3時間ぶっ通しで授業をするわけではなく、真ん中あたりで20分ほどの休憩があり、生徒たちは飲み物やお菓子を買いに行ったりします。それでも、日本の大学の授業時間の2倍程度あるため、最初は慣れるまで苦労しました。私は教養学部のBusiness English Communication(BEC、現在は学部が変更されBusiness Communicationとなっています)に所属して、主に英語とビジネス分野の学習をしました。授業はすべて英語で行われ、教授はタイ人と外国人がほぼ半々の比率でした。
日本の授業と違うと感じたことは、やはりプレゼンテーションとグループワークの多さだと思います。ほとんどの授業で学期中に、最低2〜3回のプレゼンテーションや中間・期末テスト前には長文のレポートが課されます。また、テストの時間も中間テストで2時間、期末テストで3時間と長く、ただ習ったことを聞かれるのではなく、習ったことをどう応用できるかを問われるCase studyが配点の半分以上を占めていました。正直、日本の大学と比べると難易度がとても高く、慣れるまではとてもきつかったですが、グループワークでタイ人の学生と助けあって課題やプレゼンテーションを乗り越えた時には絆が深まり、あの達成感は忘れられない経験となりました。
このような環境に身をおくことで、留学が終わる頃には留学前の自分と比べ、何倍も成長できたと思います。そして留学で得たスキルや経験は社会出てからも役に立つと感じています。
タイ留学のメリット (学業編)
・留学費用を抑え、本格的な学習もできる。
・英語でのプレゼンテーションをしたり、レポートを書いたりできるようになる。(英語力の向上、実際、私も留学後に受けたTOEICでは920点取ることができました。)
・グループワークやプレゼンテーションを通してチームワーク力をつけることができる。
・習ったことをどう応用するか考える癖がつく。(応用力)
・タイ語を習得することができる。
キャンパス
授業の様子
本記事がタイへの留学を検討されている方の参考になれば幸いです!
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