タイの若い世代はどんな企業に憧れているのでしょうか?また、どの大学の出身が多いのでしょうか?
WorkVenture社による、タイの若い世代憧れの企業TOP20ランキングとその出身大学についての調査結果を見てみましょう。
WorkVenture社Facebook記事リンク:https://www.facebook.com/WorkVentureCom?mibextid=9R9pXO
参考:https://www.workventure.com/top50-companies-2023
WorkVenture Facebookより引用
※パーソネルコンサルタント作成
弊社において、優秀なタイ人求職者が近年タイ系企業を志望する傾向を感じていましたが、本調査でそれが顕著に表れています。
TOP20のうち、8位に日系企業で唯一、TOYOTA社がランクインしています。
その他は、Google、Apple、LINEなどの外資系が7社、
SCG(サイアムセメントグループ/セメント・建設資材・化学のコングロマリット)、PTT(タイ石油公社/エネルギー事業)、MitrPhol(ミトポングループ/製糖・バイオエナジー)、Thai Beverage(タイビバレッジ/アルコール飲料メーカー)などのタイ国内企業が13社を占めています。
出身大学について、日系企業の採用においても、チュラロンコン大学・タマサート大学・カセサート大学のトップ大学の人気は高いですが、これらの人気企業でもチュラロンコン大学・タマサート大学・カセサート大学からの採用が多いことが分かります。
特に、TOP13まで、チュラロンコン大学の1位が続いています。
3校以外にランクインしているのは、マヒドン大学、アサンプション大学、チェンマイ大学、コンケン大学、キング・モンクット大学ラカバン校、バンコク大学の6校です。
マヒドン大学は医療系の学部が有名な大学ですが、その他学部もチュラロンコン・タマサート・カセサートと並ぶ難易度でまじめな学生が多いという評判です。
エンジニア人材の輩出校として、キング・モンクット大学ラカバン校は日系企業にも人気があります。
チェンマイ大学、コンケン大学は地方の優秀な大学です。
アサンプション大学はキリスト教系の大学で、英語力が高い学生が多いと評判です。バンコク大学は学生数が多い私立のマンモス校として知られています。
TOP大学出身の若くて優秀な求職者を採用したいと考えたときに、これらのTOP企業がライバルとなることを意識して採用活動を行うことが必要です。
採用についてお困りの企業がございましたら、ぜひパーソネルコンサルタントにご相談ください。担当営業が丁寧にお悩みをお伺いいたします。